温活は、体の基礎代謝を向上させたり、冷えや体調不良を改善したりするために効果的と言われています。本記事では、体が冷えてしまう原因から、温活の方法、温活のメリットなどについて、詳しくご紹介していきます。
目次
温活とは?
そもそも温活とは、どのようなものなのでしょうか。温活では、冷えた体を温めることにより基礎体温を上昇させ、体の不調を改善させていきます。エアコンやヒーターの熱などの外からの力ではなく、自らの力で体の基礎体温を上げるという点も温活の特徴の一つです。
温活を行うことで、自然と基礎体温が上昇し、体の冷えが改善されるため、健康維持につながります。特に、体の冷えに悩まされている方は、基礎体温を上げ、免疫力を向上させることで、さまざまな体調不良の改善や病気の予防が可能です。
体の冷えを引き起こす原因4つとは?
体が冷える原因には、以下の4つが挙げられます。
1. 筋肉量が少ない
筋肉量が多いと体温が上昇しやすく、反対に筋肉量が少ないと、体内で熱が作られにくくなり、冷えを引き起こしやすいです。基礎代謝の低下にもつながり、冷えを感じやすくもなります。特に、食事制限ダイエットや運動不足による筋肉量の減少は、冷えにつながりやすいため、しっかりと適度な運動をする必要があります。
2. 過食や偏食
過食や偏食によっても血流が悪くなり、体が冷えることにつながります。
過食では、消化によって胃腸に血液が集中するため、筋肉への血液の供給が滞ってしまい、熱が作られにくく冷えやすくなります。偏食の場合は、体に必要な栄養素が不足し、血液の流れが悪くなるため、冷えの原因となってしまうのです。
3. 体内の水分バランスが良くない
体内の水分バランスにも注意が必要です。体の冷えが感じられる場合、汗をかきにくくなっていることから、体の中の余分な水分がきちんと排出できていない可能性があります。また不要な水分が体に溜まった状態で、さらに多くの水分を摂取すると熱が逃げやすくなり、冷えを感じやすくもなります。
4. 自律神経の乱れ
自律神経の乱れは血流の悪さを招き、熱が体全体に行き渡らず、冷えを招く原因になります。過度なストレスや慢性的な寝不足などは、自律神経が乱れる原因ともなるので、日頃からストレスをためず、規則正しい生活を心がける必要があります。
体の冷えは大丈夫? セルフチェックリスト
以下の項目に当てはまるものが多くある場合、体が冷えを引き起こしている可能性があります。ご自身の体が冷えていないか、以下をチェックして確認してみてください。
体の冷えを確認できるチェックリスト
・手足にほてりを感じる
・手足やお腹が冷たい場合が多い
・婦人科系の疾患がある
・寝付きが悪い
・貧血気味
・むくみを感じる
・寒がりである
・便秘や下痢が多い
・傷が治りにくい
・夜中にトイレに行く回数が多い
・ストレスが多い
・風邪をひきやすい
・ダイエットをしても効果を感じない
もしご自身が冷え症の場合、冷えが原因となって深刻な病気を引き起こさないようにするためにも、早急に何らかの対策をとっていきましょう。中でも、体を温めることで冷えを解消していく温活は、体の不調を改善するためにおすすめです。
温活による3つのメリット
体を温めて、冷えを改善する温活には、さまざまなメリットが期待できます。ここでは3つに分けてメリットをご紹介いたします。
1. 冷えによる体の不調を改善する
冷えによる体温の低下は、肩こりやむくみ、生理不順などさまざまな体調不良を引き起こします。温活を行うことによって、このような冷えによる体の不調を改善することが期待できます。
2. 温活により健康な体になる
温活で基礎体温が上がることにより、冷えによる体調不良を防げます。基礎体温が上がると血流が良くなり、基礎代謝の向上が促進され、ダイエット効果も見込めます。適切な温活を行うことで、より健康な体を維持できるようになるでしょう。
3. 平熱を高められる
温活を行うと、平熱を高めることが可能です。平熱が低すぎると、どうしても体調不良が起こりやすくなりますが、温活で平熱を高めることで、不調の改善を図れるでしょう。
手軽にできる5つの温活
ここからは、手軽にできる5つの温活方法をご紹介していきます。
1. 腹巻をする
自宅で手軽にできる簡単な温活の一つが腹巻です。腹巻をすると、お腹の冷えを防げます。腹巻の他にも、下半身や首、手首足首などを温められるネックウォーマーやレッグウォーマー、アームウォーマーなども有効です。
なお血流が滞ると冷えにつながるため、締め付けの強い服や下着などの体を圧迫するものは避けましょう。
2. 温かい食べ物や飲み物を定期的に摂取する
温かい食べ物や飲み物を摂取すると、体も温まり、冷えの改善にもつながります。体を冷やさないように、冷たい食べ物や飲み物は控えるようにしましょう。白湯やノンカフェインの温かいお茶などを積極的に摂るようにすると、冷えを防止できます。
3. 適度な運動をする
基礎代謝をアップさせるためにも、適度な運動を心がけましょう。生活の中にストレッチやウォーキングなど手軽に行える運動を取り入れ、筋肉量を増やすと、冷えが改善され、健康維持にもぴったりとなります。一度で終わってしまうのではなく、毎日運動することが肝心であるため、無理しない範囲の運動をコツコツと行っていくことが大切です。
4. 湯船につかる
「忙しい」「面倒くさい」からと言ってシャワーだけで済ませず、湯船に浸かるようにすると体の中からしっかりと温めることができます。リラックスのためにも、38度から40度程度のお湯に30分ほど浸かるのがおすすめです。
5. 自律神経の乱れを改善する
ストレスを抱え込まず、規則正しい生活を送ると、自律神経の乱れを改善するのに役立ちます。ヨガやアロママッサージなどで血流を促進すると、リラックスできるだけでなく冷えを防止することができ、温活にも有効です。
人気の温活をご紹介
ここまで手軽にできる温活の方法を紹介してきましたが、その他にもさまざまな人気の温活があります。ここからは、サウナや岩盤浴、酵素風呂を利用した温活についてお伝えしていきます。
◆サウナを利用した温活
フィンランドを発祥とするサウナは、血行を良くし、冷えを改善するため、温活として利用するのにぴったりです。サウナ温活による主なメリットは以下の通りです。
・血行促進による冷えの改善および新陳代謝の向上
・肌の乾燥防止
・疲労回復効果
サウナ温活では、約100度前後の非常に高い温度で体を温めるため、湯船に浸かるのと比較して温熱効果が期待できます。
また血行が促進されるため、新陳代謝もアップし、肌の乾燥防止にも役立ちます。細胞への酸素や栄養補給も十分に行われるようになるため、疲労回復にも効果的です。
◆岩盤浴を利用した温活
岩盤浴を利用した温活では、40~50度前後に温めた鉱石や天然石でできたベッドから発せられる遠赤外線により体を芯から温めます。岩盤浴による温活のメリットは、以下の通りです。
・発汗作用による血流の改善
・冷え性の改善
・むくみの改善
岩盤浴では、じわじわと汗を流すことによって、血流の改善を促します。発汗機能も改善されるため、冷え性も改善されますし、老廃物が適度に排出され、むくみ防止にもつながるでしょう。サウナよりも温度が低いことから、挑戦しやすい温活であるとも言えます。
◆酵素風呂を利用した温活
酵素風呂を利用した温活では、発酵させた米ぬかやおがくずで体を包み、そこから発せられる発酵熱で体を温めます。米ぬかの酵素風呂は、米ぬかの発酵熱で60度前後まで上昇し、より高い酵素の効果が得られるとされており、近年人気の高まっている温活法です。
酵素風呂を利用した温活のメリットには、以下が挙げられます。
・体の芯から温まり代謝がアップ
・リラックス効果でストレス解消
・むくみの改善
・免疫力アップ
・美肌効果
酵素風呂の温活では、体の芯から温められるため、血行が良くなり、代謝をアップさせることができます。また、リラックス効果も高く、自律神経が自然と整うので、ストレスの解消効果もあります。発汗によって、老廃物や毒素の排出を促し、むくみの改善にも効果的です。
他にも、免疫力のアップや、米ぬかに含まれるビタミンやミネラルが皮膚に吸収されることによる美肌効果といったアンチエイジング効果も期待できます。
このように、酵素風呂による温活には、さまざまなメリットがあります。特に、冷え症の方は、全身を効率良くしっかりと温められて基礎体温アップが期待できる酵素風呂による温活がぴったりです。
酵素風呂などの温活によって冷えを解消しよう
冷えに悩む方に、温活は非常に有効です。温活には、腹巻や温かい食べ物や飲み物といった手軽にできる方法の他、サウナや岩盤浴、酵素風呂などさまざまな方法があります。中でも酵素風呂は、効率的に全身を芯から温められて基礎体温の向上が期待できるためおすすめです。発汗作用もあり、血流を改善したい場合や新陳代謝を上げたい場合にも適しており、健康や美容、ダイエットにもぴったりです。
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